チョコレートがとても嫌いな人はあまりいません。
理由はチョコレートが美味しいし、まろやかな味が私達の心を癒してくれるからです。
本当に体を改善してくれるのは味よりも成分が関係しています。
チョコレートを食べると自律神経の調子が悪く疲れが溜まっていたのに調子がよくなったという人もいます。
また自律神経の乱れから来るストレス緩和にも効果があります。
今回は自律神経とチョコレートの関係性についてもう少し詳しく解説します。
チョコレートのカカオポリフェノールと脳由来神経栄養因子に注目
チョコレートは元々何から出来ているかというとカカオから出来ています。
カカオにはカカオポリフェノールというストレス緩和させる成分が含まれています。
ストレスは自律神経と大いに関係しており、ストレスが溜まると自律神経は乱れます。
またカカオポリフェノールには血圧を低くし動脈硬化を防ぐ働きもあり、自立神経の乱れから来る不調をよくします。
さらにチョコレートには脳由来神経栄養因子というたんぱく質の成分も含まれています。
脳や体に脳由来神経栄養因子が不足すると、鬱や精神障害にかかりやすいと最近は判明されています。
脳に栄養成分を摂り入れ刺激を与えることで脳が活発になります。
本来は脳由来神経栄養因子は運動をすると上がりますが、年齢と共に脳由来神経栄養因子は少なくなります。
チョコレートの成分にはセロトニンも含まれている
チョコレートにはセロトニンが含まれており、精神疾患の病気を緩和させます。
本来自立神経を整えるためには条件があり、疲れていないことや規則正しい生活、体に不調がないこと、ストレスもないことが全て関係しています。
セロトニンは自律神経もストレスも抑える役割があります。
セロトニンと聞くとバナナや朝日を浴びるイメージが強いと思われますが、実はバナナと朝日だけではありません。
甘い味が心を癒してくれるわけではなく、本当に感情を鍛えてくれているのはセロトニンです。
セロトニンは精神病の中でも自律神経失調症の人や鬱病にいいと言われており、今注目されている成分です。
セロトニンは他にも痛みを緩和させたりや記憶力と集中力を高くしたりしてくれます。
チョコレートの摂取量を守るのが大切
チョコレートは体にいいと思っても1日にいくつも食べすぎるのは禁物です。
食べ過ぎると肌荒れしたりニキビが増える原因になります。
肌荒れやニキビが出来る理由は糖分と脂肪量の摂りすぎで体に過剰反応してしまうからです。
チョコレートのおすすめ摂取量は1日200キロカロリーまで、糖分は1日30グラムまで、脂肪量は1日10グラムまでを目安にします。
板チョコに換算すると板チョコ半分の量が今の条件に適しています。
板チョコは脂肪量が多いので摂取しすぎないようにしなければいけません。
どうしてもチョコレートを沢山食べたい人は脂肪量や糖分が少ないものを選ぶのもありです。
ミルクチョコレートではなくビターチョコがおすすめです。
あまり糖分を摂りすぎると別の病気が発生し、肥満の原因にもなるため注意するようにしましょう。