自律神経は、間脳の視床下部という場所に存在します。
交感神経と副交感神経が交互に働き、内外からの情報や刺激に対して自動的に反応する神経なのです。
体内の環境を整えている、生命維持には欠かせない神経です。
不規則な生活習慣や過度のストレスなどにより、このバランスが乱れてしまうと、身体や心に様々な不調・症状が現れます。
さらに、気温が高くなると自然に汗が出て、体温を調節してくれたり、自律神経は、私たちの意志に関わりなく動いています。
自律神経は二種類ある
交感神経と副交感神経の二種類に分けられます。
どちらも生命維持にとって大切な役割を果たしています。
毎日私たちが生活できるのも、交感神経と副交感神経がシーソーのように交互に作動してくれているからです。
交感神経とは?
日中活動的になっている時は、交感神経が活発になっています。
交感神経が優位に働けば、血圧が上がり、瞳孔が収縮し、心と体が興奮状態になります。
副交感神経とは?
副交感神経が強く働くと、血圧が下がり心拍数は減少。
夜間やリラックスして、心と体が休んでいる状態になります。
自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、みなさんの意思とは関係なく24時間働き続けています。